ミニマリスト
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: Kindle版
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目次
ミニマリストとは?
「ミニマリスト」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
なるべく物を所有しない生き方、「ミニマリズムを実践する者」を意味しています。
語源はminimum(最小)から来ていると思われます。
最小限のもの以外、必要のない物は捨ててしまっても案外困りません。
「捨てても困らないもの」が不要な物なのですが、ある分には困らないと思いがちです。
きっと気づかないうちに溜まってしまっていることが多いものです。
ですが実は、不要な物があふれているせいで、気づかないうちに損していることもあるのかもしれません。
ミニマリストは無駄な物への執着から解放されて、澄み切った心と思考によって、人生をより豊かにする生き方を実践しています。
物が多いと?
物が多いだけで、整理や片づけが大変です。
クローゼットやタンス、収納棚に収まりきらない物は、テーブルや床にまき散らされてしまうでしょう。
本当に必要なものは、要らない物に覆い隠されてしまいます。
「あれどこいったっけ?」と物を探すのに時間がかかったり、紛失してしまったり。
失くしてしまった物は、新しく買うことになるでしょう。
そして後になってから見つかって、「こんな場所にあったのか」と余計な出費に後悔するという経験はおありかもしれません。
そんなことを繰り返していたら、気づいた時には同じ物がいくつも家の中にあるという状態になりかねません。
時間もお金も勿体ないですね。
本当に必要なものとは?
「なくなったら困らない」ものでも、
「もしかしたら使うかもしれない」
「無いよりはあったほうがいい」
「捨てるには勿体ない」
といった理由でなかなか手放せないかもしれません。
ですが、そんなことを言っていてはきりがありません。
どこかで線引きをしなければなりません。
まずは「本当に必要な物」を確保してしまうというのがオススメです。
・衣、食、住に必須なもの→衣類、食器類、調理器具、掃除用品、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、爪切り、耳かき、石鹸、タオル、布団、シーツ...etc
・貴重品→通帳、印鑑、年金手帳、保険証、カード類...etc
・仕事で使っているもの→文房具、PC、タブレット、書類、...etc
・趣味で使っているもの→楽器、スポーツ用品、季節もののイベント用品、カメラ...etc
・思い入れのあるもの→形見、アルバム、賞状...etc
こうして分類してみるだけでも心の中が整理されそうですね。
無いと困るもの、大切なもの、使っているもの、心の支えとなるもの、これら以外は必要ありません。
断捨離のポイント
心を鬼にして要らない物を手放すことを「だんしゃり」 と呼びます。
手放すことによって、余計な物に意識が向かうことも避けられて、思考も整理されます。
これはやってみてはじめて実感できる感覚かもしれません。
「全部が必要なものに思えて来る」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「半年以内に使ったものか?」、「幸せだと感じられるものか?」といったところを基準に判断しましょう。
・お気に入りだった歌手のCD
・好きだった映画のDVD
・集めていた漫画や雑誌
・子供の頃遊んでいた玩具
・昔はまっていたゲーム機器
・お土産のキャラクターグッズ、ぬいぐるみ
・毛玉や汚れのひどい服、1年以上着ていない服
・学生時代の教科書やノート
・クーポン券やチラシ、年賀状や郵便物
・一度読んで積み重なっている書籍
・飲み忘れたために余ってしまった古い薬
・わずかに残っているため放置している化粧品やワックス、制汗剤
・工作に使うかもしれないと取ってある空き箱やアルミホイルの芯、プチプチ
もしかしたら、これらは取っておいてしまいがちです。
でも、本当に必要な物なのでしょうか?
「それを最後に使ったのはいつか?」と問いかけてみましょう。
→半年以上前なら、それはもう二度と使うことのない物です。
「それが、視界に映っていて幸せなのか?」
→もし違うなら、少なからず心にダメージを与えている物です。
思い切って処分してしまいましょう。
処分の方法
「燃えるごみ」「燃えないごみ」「プラスチックごみ」と分別して、
単純にゴミとして捨てるのが早いとは思います。
でも、どうしても「捨てるにはもったいない」という気持ちになってしまう物はあるかもしれません。
そういった捨てがたい物は、リサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションで売ってしまいましょう。
一つ一つは少額であっても沢山の物を売っているうちに、気付けばまとまったお小遣いが出来上がっているかもしれません。
ブランド品や骨董品は意外と高額で売れるかもしれません。
フリマアプリは自分で値段を設定できますし、オークションも買いたい人同士で競ってくれると値段がつり上がっていきます。
ただし、商品を掲載して、売れるまでのやり取りに対応し、発送するというのは結構な手間がかかります。
近所のリサイクルショップにまとめて持っていくのが楽だとは思いますが、移動手段の無い方や、重い物を持てない方にとっては「出張買い取り」がオススメです。
インターネットから気軽に申し込むことが出来るので、調べてみてはいかがでしょう?
後々こちらのブログでもご紹介していけたらなぁと思っています。
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管理人は、病を治すうえで「気持ちの持ち方」は非常に重要だと感じます。
快適な空間に暮らすことで、なるべく精神的な衛生を保ちましょう。